オポーネントについて


しばしば、大会にて聞くオポという単語。
今回はその意味を解説していきます。

Q1 なんで必要なの?

A1 勝数が一緒の場合に上位プレイヤーを決めるために必要です。

Q2 大雑把に言って何?

A2 自分が戦ってきた相手がどれくらい強いか?を示す値です。 もちろん強い相手とたくさん戦ったほうがポイントが高くなり、上位に行きやすいです。

~~ここまでで大体の意味は分かるのと思うのでこれから先はもやもやする人向け~~

Q3 どうやって計算するの?

A3 2種類あって 

オポーネント・マッチ・ウィン パーセンテージ

オポーネント・マッチ・ウィン ポイント

があります。

オポーネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ

MTGで採用され
すべての対戦相手の“勝率 ”の“平均値 ”です。
(※ 勝率があまりに悪い対戦相手がいるといけないためMtGでは各対戦相手ごとの勝率が0.33を切る場合そのプレイヤーの勝率を0.33として計算します)

オポーネント・マッチ・ウィン・ポイント

三国志大戦TCGで採用され
すべての対戦相手の“勝利点 ”の“合計 ”です。

Q4 シード(※バイ)ってオポ的に得なの?損なの?
A4 基本的に
オポーネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ  では 
オポーネント・マッチ・ウィン・ポイント     では  です。

理由としては 前者は 本来あたるハズだった(そして自分が倒すハズだった)1回戦目の対戦相手が平均値から除外されます。
その対戦相手の勝率は低いものである確率が非常に高いため、オポネントの足を引っ張ります
そのため、そういった対戦相手と実際に戦わずに済むバイは得です。


後者は単純な足し算であるため、対戦相手が一人減るとその分ポイントが下がって損です。
しかし!!自分が参加した三国志大戦TCGの宴で、順位が重要なプレイヤーの対戦回数が異なったことはないと認識しています。

Q5 初戦負けが不利って聞いたんですがなぜ?

A5
スイスドローが対戦相手の勝ち数が自分とできるだけ同じになるように当たるからです。


1回戦目~5回戦目まで ○○○○× の 最終戦負けのプレイヤーA と 1回戦目から5回戦目まで ×○○○○ の 初戦負けのプレイヤーB を比較します。

A 1回戦目の相手 0点~4回戦
  2回戦目の相手 3点~3回戦
  3回戦目の相手 6点~2回戦
  4回戦目の相手 9点~1回戦
  5回戦目の相手 15点

計 33点+ 10回戦分のランダム(0~30) (※パーセンテージの場合は25で割りましょう)

B 1回戦目の相手 3点~4回戦
  2回戦目の相手 0点~3回戦
  3回戦目の相手 3点~2回戦
  4回戦目の相手 6点~1回戦
  5回戦目の相手 9点

計 21点+ 10回戦分のランダム(0~30) (※パーセンテージの場合は25で割りましょう)

なんとなくわかるかと思いますがよほどBのプレイヤーの対戦相手が上ブレしない限りBのプレイヤーにオポで勝てません。


結論

特定の誰かに有利になるようにオポが働くことはありません。
三国志大戦TCGはIDがないため、しっかり計算する必要もありません。常に“勝つ>負ける”です。
試合前に対戦相手に“オポネントが大事なんで勝っても負けても最終戦まで全力で戦いましょう ”と提案すれば、オポ差になった際に有利になるかもしれないです。

コメント

TKI
2015年11月27日17:53

ちなみに自分が仕切る際は基本的にポイントでやってました。
byeの不利が嫌だって人がいる場合はポイントアベレージで出しましたけど。
対戦数少ない以上不戦勝ってだけで有利なんだからオポ不利でも別にいいじゃん負けるのが悪いって思ってる派なんですけどね(個人の考えです)

LC
2015年11月27日21:06

まあ基本的に主催者判断で問題ないと思うよ。

基本的にbyeが不利or有利になる以上、完全な平等性を提示できるルールがないため、“MTGに合わせるのが正しい”っていう根拠もないしね。
LC

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