14回戦終了時スタンディングhttp://mtg-jp.com/eventc/gpsd10/stand/005109/

一見すると不可能。どうみてもTOP8に残る目など無い。上位者達がIDしてしまえば、それで終了。だが、ここで一度冷静になる。GP新潟の時を思い出した。最終戦、普通に推移すれば3敗ラインが決勝に残るのは確実に不可能。といった場面で、実はナベがtop8に3敗で滑り込みしていたではないか!!その時何があった?何が起こっていたのか!冷静に考えろ!

ハッ!まさか、そういうことか。すべてつながった。

実はこの時起こっていたこと。それは2敗の人がすべてIDして抜けれるといった幻想から来ていたものだった。実際は2敗の人に自分が最終戦で当たり、自分はすでに3敗しており、抜けの目がないと思いながらも『マジックを最後まで楽しみたい』その一心でIDを蹴り、勝ち、そしてその結果として自分の対戦相手が落ち、ナベが抜けたのだ。
ならば同じことがまた起こる可能性はある。いや、可能性が高い。なぜならここにはマジックを楽しむためにわざわざ仙台まで来ている人が集まっているからだ。
そうときまればやることは一つ。次のラウンド絶対に勝ち、あとは運を天に任せる(こういう時も神を信じます)だけだ。

最終戦 自分の相手はだれだ!!
「!!!。 まさかの相手。ここにきて相手の名前を見ただけでデッキの内容は容易に想像がつく。そう、MR REDこと、神楽(HN)さんだ」

Round Final VS mono RED @KAGURA
正直サイドボードに赤単対策の要、《コーの火歩き/Kor Firewalker》を取っていず、サイドから入りうるカードといえば《天界の粛清/Celestial Purge》と《流刑への道/Path to Exile》くらいだ。厳しい。だが、ここで負けてはワンチャンスすら作れない。道は自分で切り開け。勝つ!
Game1 相手先行。こちら、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》と展開できるハンドをキープ。実際にそのとおりの展開は可能だったのだが、相手の周りがこちらのイメージを大幅に上回った。相手に序盤からクロックをかけられ、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》に《焼尽の猛火/Searing Blaze》、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》のトークンを用意すると、
「必要ないです」
エンドに《焼尽の猛火/Searing Blaze》→《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》+《壊滅的な召喚/Devastating Summons》で、一瞬にして焼き尽くされる。

まだだ、まだ終わったわけではない。

Game2 こちら先行。相手のクロックを1枚捌くと相手の場からクロックが消える。そして《地獄の雷/Hell’s Thunder》にも《流刑への道/Path to Exile》でライフを守る。最後はライフ17も確保しながら兵士トークンに《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》の力を乗っけて勝ち。

ここで、ふと思い出す。最後の《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》パンチのあと相手の目が死んでいなかったことを、そう、相手は実はデッキに《反逆の印/Mark of Mutiny》を入れており、ライフがもう少し少なければ焼き切られていたのだ!!

これでは、《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》コンボを決めても1撃で沈めないと《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》に裏切られてしまう。後手だと非常に厳しい条件。

Game3 非常にさえていた。ゲームのすべての流れを思い出せる。
相手1T
 《ゴブリンの先達/Goblin Guide》 ライフ18 top《流刑への道/Path to Exile》
自分1T
 《平地/Plains》セット go
相手2T
 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》kick 《平地/Plains》をハンドに加え
 《流刑への道/Path to Exile》を《ゴブリンの先達/Goblin Guide》へ ライフ16
自分2T
 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》~平地サーチ
相手3T
 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を除去し ライフ15
 《板金鎧の土百足/Plated Geopede》を追加
自分3T
 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》~兵士トークン
相手4T
 《くすぶる尖塔/Smoldering Spires》を置きブロッカーを退けフェッチランドから6点 ライフ9
自分4T
 《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》、+2の能力を起動し、トークンを作ってエンド
 エンドに相手、本体に《よろめきショック/Staggershock》
 このとき自分のハンドには
 《否認/Negate》
 《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》
 《天界の列柱/Celestial Colonnade》など
 他に土地はなし
相手5T
 生物による本体を狙うのをあきらめ《よろめきショック/Staggershock》反復を本体へ
 更にメインで《よろめきショック/Staggershock》を本体へライフ3へ落ち込む。
自分5T
 アンタップインの土地を引いていれば勝っているのだが引けず。
 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》で兵士を飛ばして殴る
 《否認/Negate》を構えて《天界の列柱/Celestial Colonnade》を置いてエンド。
相手6T
 《よろめきショック/Staggershock》反復を本体に→ライフ1
自分6T
 土地は引けず、ハンドに《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》
 土地は6枚。
 自分が土地を2枚引くまでの間に相手が追加の火力を引く可能性の方がでかいと判断!!
心をきめ必殺奥義、『瞬獄殺』
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》生物化
       ↓
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の能力で回避を与える
       ↓
《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》キャスト
       ↓
相手にパワー20の《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》が相手に襲いかかる!!この時自分自身を守るものは何もない。ガチとガチのぶつかり合い。
相手のハンドは《反逆の印/Mark of Mutiny》しかなく《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の渾身の一撃が神楽さんをぶち抜いた。
なすべきことは成した。あとは天命を待つのみ

コメント

ロボ猫ふらみー
2010年6月10日12:29

かっこよすぎる!この大一番で、ペス⇒ギデオン⇒君主を決めるとは。。。
LC

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